おかえり、Curidas

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無事に帰還した話をしていませんでした。

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修理完了の電話

年内はむずかしいかも、という文具屋さんのお話もあって、覚悟はしていたのですが、実際は、ちょうど1ヶ月で戻ってきました。

店員さんの説明では、「新品交換」とのこと。
何が悪かったとか、そういう話は一切不明。

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巷でうわさの件を、修理に出すまで知らなかったので、私のキュリダスにその不具合が出ていたのかは、まったくわかりません。

書き味のチェック

書き出しの悪さ、が修理の理由だったので、その場で書き味を確かめさせてもらったのですが…。

コンバーターをつけたままで出していて、新品交換だけど、コンバーターはすでに刺さった状態で戻ってきていて、インクは空っぽ。ペン先まで、インクの色が出てきてるんだけど、乾いていて書けない。

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修理に出した時、片方はすでにほとんど空っぽだったので、まぁ不思議はないと思います。

一瞬、付き返そうかと思うくらい、ムムム?!と思っちゃいましたが、呼び水をしてもらって、書き味を確認しました。

クリア軸はわりと感触良かったのですが、ブルー軸は呼び水しても、購入前の感動のような、思ってたようなスルスル感はなくて、ちょっと、首をかしげちゃう書き味。

若干、迷いましたが、かすれちゃう心当たりもちょっとあって、その場はそのまま引き取ることにしました。

メーカーをそろえたインクを入れろ!

当時、ブルー軸には、浮世絵インク 青の革命 の 鉄紺 を入れていた私。
購入した当初は、付属していたブルーブラックを使っていたのですが、使い終わったあと、洗うこともなく、そのまま鉄紺を入れて使っていたんです。

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万年筆のインクを混ぜるって結構禁じ手。しかも、インク同士のメーカーも違うし、万年筆メーカーも違うという…。自己責任だからいいじゃん?って思ってて…。

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え、でもそのインクを洗ったあと、おかしくなったんでしょ?

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でも、差し戻したカートリッジには、鉄紺を入れたでしょ?

ちなみに、クリア軸の方は、色彩雫の夕焼けと冬柿のミックスだったんですよねぇ…。

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この「夕柿」、個々のフローを覚えてないけど、ミックスすると、かなりダクダク出て、プレピーでもにじむレベル。しかも現在、ミックスした状態でしか、残ってないんです。てへ。

色々反省して、現在

やっぱり、メーカーを合わせるという基礎中の基礎は、やらなくちゃダメかな…と反省した私。

クリア軸には、手元にあった、プラチナのレッドのカートリッジを。ちゃんと洗ってからセットしました。
ブルー軸には、ラベンダーブラックを入れています。

正直いうと、今でも、書き出しの悪さは気になります。でも、修理に出す前ほどおかしくはないので、そのまま使っています。

キュリダスを手放すつもりのない私は、その後、持っているインクを色々整理して、プラチナのミクサブルインクを揃えることにしました。

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まだ、他メーカーのインクも残ってるけど、禁じ手絡みのインクを混ぜるお遊びは、プレピーかガラスペンですることにします。

それでも思うこと

なんとなく…、たぶん初期ロットは書き味がめちゃめちゃよかったんだろうな、と思っています。根拠は何もないけど。交換で戻ってきたキュリダスは、きっと、マイナーチェンジ後のものなんじゃないだろうか…。

そのくらい、書き味が全然違うんだもの。

でも、プラチナ万年筆の書き味が大好きなのです。

インクフローが良すぎて性に合わないパイロットの万年筆を使う気にならない私にとって、キャップレス万年筆=キュリダスしかありません。

いや、キャップレスだからいいのではなく、キュリダスだからいい。筆圧の強い私に、金ペンは不向き。プロシオンも、試し書きはしてみたけど、心が踊りませんでした。

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一番好きな書き味は、プレピーの02。プレピー最高!

だから、プラチナさん、なんとか改良して、販売を維持してください。本当は、赤軸と緑軸も欲しいんだけど、今は堪えて、改良版の発売を待っています…。

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待っています…、待っています…。

今回のまとめ

販売が終了とかなっちゃう前に交換できたのは、不幸中の幸いだったな、と思っています…手元にキュリダスなくなったら、泣く!だけじゃすまないもん!
どうしても受け入れがたい、と感じた自分を信じてよかったです。大事に使っていきます!

続きの話はこちらから

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