『魔法の「書く」習慣術』を読んでみた

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ざっくり内容のご紹介

この本は、知識系8:エンタメ系2 の内容です。
おすすめ指標は[☆☆☆:マッチする人におすすめ]でした。

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論文やそれに類するものでない限り、知識10 にはしません。誰でも出版できてしまうこのご時世、その人の専門性を判断するのは難しく、信頼性は自分で読んで感じてほしいと思います。

どうやったら、書くことへの苦手意識を減らして文章をスムースに書けるようになるのかを、著者タカヤさんの、体験談を元にまとめていました。

勉強になったこと

「文章術などのテクニックを学ぶ前に、自分を理解することがスタート。文章が書けないと思うのは、自分自身を理解していないから」という論点には、納得するしかなかったです。

ペルソナ設定などは、あちこちで言われているテクニックの一つですが、「そもそも、自分をベースにしてペルソナ設定したときですら、自分のこと、そこまでわかっていますか?」という…耳の痛いお話。最高です。

文章が書けないと言ってる人は、「理想とする文章が書けないことを嘆いているだけ」だから、ヘタなまま出ししていいんだよ!という励ましを胸に、まさに今これを書いています。

残念だったこと

さまざまな書き方…というか、書けない理由とか書けるようになる方法とかに言及していますが、そのほとんどが「心に蓋があるから、書けない」という主張に帰着します。

帰着するけど、では心の蓋とどう対峙していけばいいのか、という部分は全体を通して語られており、読解力とまとめ力がすごくある人なら、書籍全体から掬い上げることもできそうですが、さらっと読んだだけで理解して実践に活かすには、あまりにも散らばりすぎていると思いました。

メインの主張なのですから、「心の蓋について」を章立てとして独立させて、あと3倍くらい丁寧に解説してくれてたら嬉しかったです。

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繰り返し読めば理解できるよってことのようです。次で紹介する動画の中で、「繰り返し書籍を読んでね」って言ってます。

書籍を読んだ後

この書籍を読んだ後は、無料の「魔法の文章テンプレート」の動画を見る流れになっています。「ネタ切れに困らないテーマ集」も、同じ登録フォームにつながり、メールアドレスを登録すると、両方に言及したリンクが送られて来ます。両方とも、同じぺージから受け取ることができました。

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バックエンドは、メルマガのリスト取り。高額案件ぽい提案も書かれていましたが、それは希望者のみにお知らせしますとなっているので、自分からアクションしない限り(LINE登録)おいしい話は受け取れません。

動画講座の内容

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テンプレートの内容が気になったので、メールアドレスのみ登録しました。

書籍の中でも、5つに分けたテンプレートの構成に触れていましたが、ここでは、その5つに対して具体的に何を書くのかを、動画で説明していました。

勉強になった点

読者として、一番知りたいのは、このテンプレートの中身だと思うので、動画を全部みて初めて、この書籍そのものが完結する構成と言えます。

5つのコンテンツ毎に動画が切ってあって、長くても1動画10分弱なのは、動画を見慣れていない私には、助かる構成でした。全部見ても、60分くらいだったかと思います。

とくになるほど!だったのは、オープニングとコンテンツの書き方です。

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ご自分の書き方を公開しているので、送られてくるメルマガで実際の答え合わせができます。読者としてはありがたいけど、著者としての覚悟というか自信に、敬服します。

残念だった点

一番気になったのは、テロップの誤字。すごく多いわけではありません。が…、目には付きました。

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インスタでもメルマガでも、平然と「校正しないで出します」って人多いから、そういう世の中なんだなって思って受け流してるけど…気にはなります。

しゃべり癖なのか、「ね」を多用されていますが、そこはテロップに起こさなくても…というのは完全な個人的嗜好です。

また、クローズドの埋め込みだからなのか、動画の倍速再生ができません。おそらくYouTube側の仕様の問題でしょう。

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YouTubeさーん!倍速できるように、修正してー(切実)

ネタ切れに困らないテーマ集について

なるほど確かにテーマ集だなという内容ではあります。が、例えば、前田裕二さんの「メモの魔力」にびっしり書かれているリストと近いものもあったり、ネタとして目新しいものはなかった印象です。そもそも、目新しいネタなんて存在しないんだ、ということがわかる内容とも言えます。

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目新しいネタはない、とか言っちゃってますが、じゃあ私はそのネタを全部書けるのか?書いてみたのか?と…自問自答して、凹んだことも、正直にお伝えしたいと思います。

まとめ

評価 :3/5。

おすすめ指標: マッチする人にはおすすめ

そもそも文章を書くことに悩んでいない人には、不要なものですので、マッチする人には一読の価値はありと思います。もしくは、文章術はどうあれ、Googleを使ったビジネス?に興味がある人は、LINE登録して、案件を紹介してもらうのも手だと思います。(私自身は情報を得ていないので推測でしかありません、悪しからず)

後日談

数日間、メルマガを読みました。

大変人気があるようで、彼が提供している講座やコンサルのサービスは現在申し込みが中止されています。その文言が、一番トップにあるんですが…、地味に効くんですよねぇ。

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ええ、悪い方に。

書籍を読んで感動し、動画を見て学び、同時にメルマガの配信が始まって…。めちゃめちゃやる気になっている時に、「満席になるほど人気があるのか!期待できるぞ!」って気持ちを煽られる一方、「待て」って言われる。毎日。毎日…。

中途半端に取り上げられると、余計に続きが気になるという心理学的な見解は、たびたび目にします。メンタリストDaiGoさんも、勉強への意欲を継続させるなら、中途半端なところで休憩を挟むといいっていってました。

タカヤさんのサポートを必要とせず、空きがでるまでを埋めるような、軽めのバックエンドが用意してあったらなぁ。タカヤさんに注目を惹きつけ続けられるような、何か。

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それをメルマガ本体が担っているんじゃん?とは思うんですけど…。せめて、挨拶の後に入れ込むのはどうですかねぇ。今だと、メール開かなくても、「今日もまだなんだな」ってわかっちゃうんで、再開を待っている人にしてみたら、本文読まずに事足りちゃうっていう…。

私は待たないので、メルマガを解除しました。

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