キュリダス、ペン芯が割れて再び修理へ…

とにかく乾くようになってしまって修理に出して、新品交換で戻って以降、付き合い方もわかってきた、キュリダス。

なのに、このたび、ブルーキュリダスがぶっ壊れてしまい、修理へ出すことにしました、お話です。

ペン芯が割れたよ

コンバーターをつかったり、カートリッジをつかったり、その時々であっちもこっちも使っている私。コンバーターは特にインク量が少ないので、補充回数も多くなります。ましてや、一番よく使うブルー系のcuridasだったので余計でした。

勢いよく抜くとインクが飛び散ることが多いので、慎重に抜き差ししていたつもりでした。つもりだったのですが、慎重さが裏目に出て、ものすごーく力が入ってたみたいで…。

差し込み口が割れました。割ったのか…、割れたのか…。割った自覚はないんです。気づいたら割れてた。…でも、気づいたらってことは、何か違和感があったってことなのかなぁ。

買い換えも考えたけど、やっぱり修理へ出そう

これはどうみても、このまま使い続けるなんて、できない。完全に割ってしまう前に、できたら交換で済まないかなと思いました。

修理に出す理由は他にもあります。（本命はこっちです。）

初期ロットの回収に追い込まれたペン先が割れてしまう現象を、どう解消なさったのかを私は知りませんが、大きくみたら、部品としては同じ箇所。ここがこんな風に割れるよ、という情報が、プラチナ万年筆さんにとっては有益なはずだと思いました。

修理をお願いすれば、プラチナ万年筆さんの元へ現品が届く。届いたものを、その情報やら事実やら事象やらをどう扱うかはプラチナ万年筆さん次第です。けれども…、キュリダスをこよなく愛する身としては、ぜひ、是が非でも、今後の改良・開発につなげてほしいのです。

プラチナ万年筆さんの修理事情

プラチナ万年筆さんに問い合わせても、結局は最寄りの文具店へ持ち込むように言われるのが前回の体験でわかっていたので、事前の問い合わせなどはせず、そのまま伊東屋さんへ。

何度か利用している修理持ち込みですが、どうもメーカーさんの対応が見直されたようです。

プラチナ万年筆さんでは、基本料金1,100円（税込？）。

状態をみて、この価格内で完了できるものであれば、こちらの確認を取らずに修理が進むそうです。つまり、有料か無料か、というざっくり区分けは、戻ってきてみないとわからないことになります。

一応、半額の3500円までだったら修理対応にしようと思っていたので、このまま電話なく進んでくれることを祈るばかりです。

ちなみに、納期は、１ヶ月＋αと言われました。修理に出したのは１月頭なので、３月くらいにもどってくるでしょうか。

余談だけど、やっぱりいいたい

使っていて、使い続けていて起こったのは確か。つまり、私の使い方の問題です。よね？

とはいえ…やっぱり、この「ひっかける」という仕組みが、ネックなんじゃないかなぁと、素人は思います。

こちらの記事でも突起が問題になっていますが、引っ掛かりを支えるポッチへの負担が大きすぎる構造上の問題ではないかと。

乾いちゃう問題で修理に出した後、新品交換で戻ってきたブルーとクリアのキュリダスは、現在、3回に2.5回は、ノックしてもフタが開いています。毎度のことなので、確認するクセがついてきましたが、うっかりやっちまうことは今でもあります。

それでもキュリダスを手放せないのは、その軽さと、手軽さと、書き心地です。キュリダスに出逢ったら、他の万年筆を使ってみたい欲はゼロになりました。プラチナ製のインクに限る！と誓ってからは、他のインクにも興味がなくなりました。

滑らかな書き心地の、キュリダスの倍の価格のセーラー万年筆さんのプロフィットスタンダード21よりも、全然好き。

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