このブログに記録用として記載する内容は、あくまでも私個人の経験です。気がかりなことはかかりつけの病院でご確認ください。参考程度にとどめてください、微力ですみません。
今日は、手術後3ヶ月目の経過観察で病院へ行ってきました。
今後も続く、内診と血液検査
生活や症状の変化がないかの確認と、疑問点への細やかな返答の時間と。そうしてやっぱり内診と血液検査があって、体がんの再発のための経過観察となる5年間のうちの前半2〜3年の3ヶ月ごとの診察では、毎回内診と血液検査があるようです。
卵巣をどうするかであんなに悩んで、もうあの診察台に登らなくてよくなるんだから取ろう、と決めた私の逡巡の時間はなんだったんだ…とうなだれます。


診察にて
前回の記事では、漢方を処方してもらおうと思う、と書いていましたが、なんとなくそんな感じでもなく、結局何も処方はしてもらいませんでした。生活に支障がでるような症状があるとはいえないかなぁ…という気がしてしまって。
頭に熱がこもっている感じがする。熱がこもっているから、集中する気力を出せないし、ぼーっとしたくなる。ほんのりと頭痛のすることもあれば、立ちくらみも起きる。頭が熱くて考えられないのでイライラするし、夜もなかなか寝付けない。
診察室前の椅子に座りながら、今自分が感じているこの不調は果たしてこのガンの先生に伝えるべきことなんだろうか…という気がしてしまいました。先生の聞き方によっては、答えていたかもしれないけれど…なんだか、迷惑かけないようにしよう的な感じになってしまっていました。
排尿時の痛みなどもあるんですが、手術の影響とは考えにくそう…。
腹圧に負担のかかる重いものを持つような制限は、一応解除となりました。
内診にて
縫い口の傷のチェックは問題なし。糸は溶けにくく太いもの?が使用されているようで今もまだ残っているようです。場合によってはカスが落ちてくることもあるらしい。
恐れていたのが、細胞検査。膣口周りに細胞が落ちてきていると、そこからがん化しやすい?らしい?。ちょっとよく理解できませんでしたが、細胞がないことがよい状態で、そういう病変?がないかの経過観察を続けていくってことのようです。子宮頸がんの検査に似たような、細胞をこすりとる作業がありました。
痛い…。潤っていない状態で挿入されたときの痛みに似ていたので、これが更年期症状による乾燥の影響なのでしょうか。内診終わって、じわじわ痛みが強まって、歩くのがつらい。体がん検査後にロキソニンを飲むことでかなり痛みが軽くなる経験があったので、今回も飲んでみました。即効性はないので、痛みに耐えながら帰宅しました。3時間くらいで感じなくなりました。
血液検査と会計
血液は3本。次回は診察の前に検査しちゃいましょう、とのこと。次回が3ヶ月後なので、よっぽど気になる結果があったら連絡がくることに。
お会計は4,500円。

これが3ヶ月ごとに5年か…
余談
はっきりと意識できるほど、人生観が変わったわけではないのですが、それでもなんとなく抱えていたものをひとつひとつ荷下ろししているような部分もあります。捨てられずにいたたくさんのものをどんどんと手放せるようになっていたりとか。そういうふうに過ごしていたので、時間の流れがものすごくゆっくりな3ヶ月でした。
1ヶ月前の記事を読むと、本当に、心から人間の回復力の強さを感じます。8月頭にはとてもじゃないけど難しいのではと思っていたことが、9月頭にはできています。ずっと続けている三十日詣に電動バイクで行くのが日課なのですが、7月はバイクに乗るのもしんどかったけど、8月には気にならなくなっていたりして。なので自分が手術したってこと自体をうっかり忘れそうになるような日々をとくに最近は過ごしていました。
でも、病院に足を踏みれたとたんに、ものすごい重苦しい空気感に包まれて、自分はがんサバイバーなんだなってこととか、手術受けたんだなとか、まだ3ヶ月しか経ってないんだなってこととか、すごい思い出して、すっかり病人に戻ってしまった気分でした。この感覚を3ヶ月おきに過ごすことを思うと…なかなかしんどい気分です。