47歳、子宮摘出したら体がん1A期でした【15】入院初日の雑感

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入院してみないとわからなかったことがたくさんありました。

はじめに

このブログに記録用として記載する内容は、あくまでも私個人の経験です。気がかりなことはかかりつけの病院でご確認ください。参考程度にとどめてください、微力ですみません。

入院も2回目だったので、気持ちには余裕がありました。

この記事の内容は…

手術のことが何にもわかっていなかったと知る

看護師さんから、今回の入院の日程表を渡されてはじめて、6日間で退院予定と知りました。治療方針外来では、「術後5日」と言われていたので、7日間かと思っていました。

さらにその日程表を見て、ICUに入ると知り、「ドレーンを抜く」がないと知ることに。ドレーンないんですか?手術時間はどのくらいですか?と聞いたりしたことで、ちゃんとした「オペ外来」ができていないのでは?病棟看護師さんに心配される始末…。

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手術時間は入ってから出るまでで7時間と聞きましたが、実際は5時間くらいだったようです。

そう、卵巣のことばかり考えていたので実際の手術についての説明は不十分だったんです。事前に渡される説明書にもドレーンの記述はあったので、覚悟していたのですが、本当にないのだろうか…とこの時は看護師さん側を疑う状態。診察で確認すればいいかと思っていたら、まさかの、いや、案の定、診察はありませんでした。

卵巣について話を聞いてもらう機会はなかった

卵巣をどうするかの返事を保留していたので、その確認の診察が絶対あると思っていたし、看護師さんも返事するんですよね?みたいな感じできちんと話が通っている風だったので安心していたんですが、なかった…。

どうやって返事をしたかというと、病室に、今まで見たことない先生がやってきて、通り一遍の説明を繰り返してどうしますか?と。摘出するつもりだったので「していいです」と伝えて終わりでした。たまたまその場に居合わせた看護師さんに「まさかこれが診察じゃないですよね?」ときいて、「違います!」と言われたんですけどねぇ…。

教授回診で「今日は診察あるんですか?」ときたら「ないです」と言われました。

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大学病院ぽいって思っちゃいましたよね。

麻酔科の診察

子宮や卵巣を摘出した方のブログを読んでいると、ちらほら背中に麻酔をしている方がいらして、背中の注射がすごく痛いらしいのが怖かったのですが、私はなしでした。一般的な麻酔?で済むと聞いてほっとしました。

掻爬手術の時の、病室の酸素マスクがものすごく苦しかったのでなぜなのか聞いてみたら、気分的なものだそうで…。

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ICUの酸素マスクは全然苦しくありませんでした。

酸素をたくさん取り込むと、傷の治りが早いそう。浅い呼吸よりは、とにかくゆっくり長く呼吸することを心がけるといいとアドバイスをいただきました。

傷の痛みが想像できなくて怖かったのですが、現在では、痛みに耐えて寝込むより、痛み止めを使ってでも歩いたり動いたりする方が回復が早まるとされているそうで、痛みにも吐き気にも耐えず積極的に薬を使っていいから、とにかく動いたほうがいいと言われました。

手術の後は、掻爬手術の時と同じように、3〜5時間酸素マスクをつけて安静にするそうです。

残尿チェックがありました

手術後の排尿がきちんとできるかどうかの指標のためか、残尿チェックがありました。排尿したタイミングで看護師さんを呼ぶと、超音波で膀胱内を確認。ちょっと残量が多いと言われ、要再チェックに。2回目は意識して出し切ったので、合格となりました。

普段、残尿感とか意識していなかったので、きちんと排泄できていなかったのか?!と少し気になりました。

弾性ストッキングは支給される

保険治療の適用が変更になったのか、手術要件の中に含まれるらしく、支給されました。

入院前の看護師さんのカウンセリングでは、「指定されたサイズを自分で買いに行く」と言われていたので肩透かしでしたが、病院に併設してあるコンビニには置いてなかったし、そんな気はしていました。

同室の方と看護師さんのやりとりを横目で聞いていた限りだと、最近になってそういう扱いに変わったようでした。

その他のこと

今回は冷蔵庫を使いたくて、カードの販売機まで案内してもらいつつ、使い方を教えてもらいました。テレビは一度も見ませんでした。テレビカードは払い戻されるので安心して買えました。1回のボタンで24時間稼働。

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結局3回?稼働させたくらいで、700円戻ってきました。

あれこれ慌ただしいと思いきや、それでも時間はわりとあるもので、この日のうちに、『変な家』を読み終わり、『変な絵』を読み始めました。めちゃくちゃクライマックスのタイミングで続きが気になるまま消灯…。

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手術に呼ばれる前の時間で読み終えました。あの余韻のままの手術は微妙でしたが…『変な絵』は怖かった…

落ち着かないのもあってか、5本持ち込んだ500mlの水が残り1本になってしまい、コンビニに買いに行きました。ICUに持っていく荷物用に1本は残さないといけなかったので。ついでにミルクティを買ってみたり。さすがに夕食前だったので、お菓子はやめました。

手術前だから、眠れないようなら眠剤ももらえたのだけど、なんとなく頭痛の方が怖くてロキソニンをもらって予防的に飲みました。

明日は、6:00に飲水がストップするので、5:50に起こしていただけることに。

明日の着替えの時でもよかったのだけど、寒さとむくみ対策もかねて、支給された弾性ストッキングを履いて寝ました。こんなにスルッとはけていいのかしら…と思いつつ、それ故に実は快適だったのが術後の救いでした。

陰部の毛を手術前に確認された、とどなたかのブログで拝見していたのでどうなるのだろう…と思っていましたが私の場合は何もありませんでした。

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