標準マクロレンズを買い直そうか?と検討を始めてしまった、前回の記事の続きです。


いいんじゃない?と思ったのですが、導入には至っていません。
Z30持ち出してみることにした
小さい方が持ち運びやすいし撮りやすいなぁ…と、小さなデジカメが欲しい熱が高まっていたのですが、本当にZ30じゃだめなのか?と持ち歩いてみることにしました。
私はとにかくマクロレンズが好きなので、Z30に、FTZ IIを介して、AF-S DX Micro NIKKOR 40mm f/2.8Gをつけました。どうしても手放せなかった、あの愛しのマクロレンズです。アダプターがつくのででかいんだけど、でも持ち出してみました。


かつて、黒羊を撮っていたときのように、くまを撮ってみたのだけれど、結局Z30は面白いんですよね。マクロレンズも面白いんですが、カメラをいじってる感がすごくあって、それが何より面白かったんです。


そうして、私は、標準マクロレンズに白羽の矢を立てたのでした。
単焦点の明るい標準レンズ
雛鳥が最初に目にした生物を親鳥と思い込むかの如く、私のマニュアルカメラ道は、ずっと単焦点レンズと共にありました。なにより最初の標準レンズ50mm F1.8は今でも軸になっていて、これとどう違うかというスケールが頭にあります。
で、幡野広志さんの 『うまくてダメな写真とヘタだけどいい写真』 の中で、50mmに言及があったのを力に、やっぱり今でも50mmレンズ1本で写真を撮りたいと思うのです。
50mmを使うと…被写体との距離を気をつける必要があります…だけど写真はカッコよくなります。…簡単なのは35mmだと思う。
p199 第6章 カメラの設定 ズームレンズと単焦点レンズ
現在使っているAF-S DX Micro NIKKOR 40mm f/2.8GをZ30につけると、35mm換算(×1.5倍)で、60mm。ちょっと…狭い。テーブルで撮ろうと思うと、少し離れないといけなくなります。
NikonのZマウントにはその名もNIKKOR Z MC 50mm f/2.8があります。が…、フルサイズフォーマットなので、Z30につけると、×1.5倍で75mmになってしまう…。 公式サイト



意味がない…
30mmくらいで、マクロレンズで、F2くらいあるレンズってないのかしら…と、ここでまた、寝ても覚めてもマクロレンズを探す日々が始まりました。サードパーティ製のレンズという選択肢の浮上です。
そうして出会ったのが、こちらのnote記事でした。


実際にはnoteを読んでいただきたいですが、ほぼ私の理想を地でいっている内容に、感動しました。
APS-Cセンサーサイズで50mmくらいのマクロレンズを、Nikon機で使っている!しかも、これだけでいい!と宣言されている!どんなレンズなんだと、胸が躍ったのが、MACRO APO-ULTRON D35mm F2との出会いでした。 公式サイト
ひっかかるあれこれ
最高じゃないか!と思いました。
でも気になるのが、ハーフマクロであることです。chatGPTに何度も質問して説明してもらっても、ネット上の説明の文章を何度読んでも、どういう違いがあるのか、想像できません。


等倍に映るってことと、半分のサイズでしか写らないってことが、何を指すのか…。等倍までは寄れないってことなんですかね?通常の標準レンズよりは寄れるけど、等倍レンズほどではない?



ま、いいか。
と一瞬思ったのですが、AF-S DX Micro NIKKOR 40mm f/2.8Gは等倍。とするとちょっと慣れが必要かもしれません。
それと、マニュアルフォーカスであること、です。
かつてはフルマニュアルのフィルムカメラをいじっていたので、のんびりシャッターをきる感覚は思い出してもわくわくする。けれど、オートフォーカスの便利さに慣れている身。最終的には今あるマクロレンズを手放すことも視野にいれているわけで、マニュアルフォーカス1本で飽きたりしないだろうか…。
さらに、予算オーバーであること。
5万円くらいのNikon COOLPIX P340を高いと感じているくらいなのに、10万円近くも出せない…。FTZ IIとAF-S DX Micro NIKKOR 40mm f/2.8Gを下取りに出しても3万円くらい。中古市場にはほとんど出ていない感じ。
そう、結局、いくつかのひっかかる点があって、購入に踏み切れずに悶々とする日々を過ごしていたら、ふと思い出したのが、クローズアップレンズのことでした。(つづく)

