驚くほど急速に、異世界漫画が蔓延していて、本当にびっくりしていたけれど、結局自分も読み始めちゃって。単行本化されて続刊を楽しみにしているものを、まとめてみることにしました。
こちらで紹介する書籍は、すべて電子書籍であり、紙コミックはありません。
購入済みの異世界漫画
公爵夫人の50のお茶レシピ
この作品は、異世界ものというより、転生ものに該当するのかもしれません。公爵夫人が前向きに、立ち向かっている姿が好きです。旦那様がどのくらい懐柔して、二人が仲良くなっていくのか見守ります。
そもそも私がお茶好きだから購入したとも言える。
転生してくる前にその人物を生きていた人格がある場合、入れ替わった前の人格さんはどうしてるんでしょうねぇ。「思い出す」「覚えている」が定番の理屈だけれど…、これは途中で入れ替わっていますので気になります。
話の流れからして伏線回収はされないでしょうけれど。
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捨てられ男爵令嬢は黒騎士様のお気に入り
魔法が特別なもの、という設定が多いなか、魔法が使えない人が少数派という設定に惹かれました。魔法が使えないから/魔法が強すぎるからアンティーク調度を使うとか、魔法の使い方とかが、面白いです。
連載版が続いている感じがないので、この2冊で完結なのでしょうか。原作は3冊あって、原作1冊に対してコミック2冊のペースは嬉しいです。
でも…魔法が使えないソフィアさん、ご両親から「魔石」をもらっていて、これで日常生活で魔法が使えるようになるものらしいけど…そんな便利なものがるなら、GPSにもなるんだろうし、ギルバート様、最初から彼女に渡しておけばいいのにな…って思っちゃって。
さくさく進んで欲しいんで。
発売履歴
これは好きすぎたので、小説家になろうサイトで原作を読み切ってしまいました。
屋根裏部屋の公爵夫人
無料でちらちら読んでいたけれど、実は先に「小説家になろう」で原作を読んでしまって、それがなかなか面白かったので、コミックを購入してみたという、レアなケースです。
これのおかげで、私は、とにかく賢い女性が出てくる話が好きなんだと気づきました。
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ひと段落つくにはあと1巻といったところでしょうか。でも来年なのかなぁ…。
訳あり令嬢でしたが 溺愛されて今では幸せです
インスタに出てくる広告につられて購入しちゃったけど、なかなか面白かった。アンソロジーというジャンルがあるんだなぁと知った本です。短編集なので、さくさく進むのが何より魅力的。
…ハピエンなので、ハーレクインみたいなものかな。
そして、このアンソロジーをきっかけに、「悪役令嬢もの」には興味がないと理解しました。
タイトルに「悪役令嬢」とあるとスルーします。
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ただ、3巻はびっくりするほど面白くなかったので、たぶんもう買わないです…。
「きみを愛する気はない」と言った次期公爵様がなぜか溺愛してきます
「小説家になろう」っぽい雰囲気なのに、実はオリジナルなのが新しいスタイルだなぁと思って気になったのがきっかけです。小説を先に読めないことで「読みたい!」を煽られまくったコミック(インスタ広告もすさまじかった…)。
待ちに待って単行本が発売されたかと思いきや、まさかの電子書籍がない!。レンタルコミックしてみて、やっぱり続きが気になる…見守りたい…。電子化をずーーーーっと待ってたけど、BookLiveなら買えると知って、仕方なくそちらで購入した作品。
『青島くんはいじわる』も、コミック化から電子化解禁まですごいタイムラグあったよね…。この作品もいつかは解禁されるんだろうけど、作者にしてみたら、どの媒体で売れてもいいだろうに。出版社なのか、BookLiveなのか、あざとい。
100歩譲って、今まで恋愛したことなくて奥手、の設定はありだけど、恋愛ってよくわからないんです〜って反応を延々と繰り返す主人公は大嫌い。そういう意味では、これもちょっとギリギリではある…。
誰かこの状況を説明してください!みたいな…
あるんだけど、恋愛をすっとばして「家族」として接している感じが、新鮮。原作者さんの視野の広さを感じて好印象です。エルサさんの人柄の良さが、恋愛奥手設定を吹っ飛ばしてくれているのかも。朝食を一緒にとるのも、お出迎えするのも、お庭で野菜も、お茶会に参加するのも開くのも、みんな自分で決めているのが、たまらなくいい。お屋敷で働いている人たちが、何事もなくすんなり受け入れて一緒に過ごしている…というか、受け入れる過程をすっ飛ばしているのもいい。
え?すっ飛ばし進んでいくのがいいってこと?
発売履歴(電子書籍)
ちょっと余談
『うるわしの宵の月4巻』には、「好きかどうかなんて簡単にわかる。だって目が追っちゃう」っていう、神回がありました。
そうなんだよ、そもそも人でもモノでも、好き嫌いあるじゃん。恋愛になった途端にわからないなんて、「認めてない」だけだよ。私は恋愛至上主義なんで、わからないなんて思ったこともなく…逆になんで思ったこともないんだろうってことを思い出してみるけど、幼稚園児の最初から恋だったしなぁ、という記憶にしか辿り着きませんでした。
…でも、「恋愛わからない」設定があまりにも多いことを考えると、そういうのが好きな人っていうか、「わからない」スタンスで恋愛の面倒を回避する人が、現実では多いってことなんでしょうね。
これも、異世界ってジャンルになるのかな?な作品
ときめきトゥナイト それから
魔法が出てくるからって「異世界」にくくるべきではないのかもしれないけれど、でも、伝説的な異世界漫画といえる。…気がします。1巻では今までの復習をかねた話が大半なので、展開がひろがっていくのは2巻以降なのでしょう。
こんなに長く長く、同じ設定を続けていける池野恋先生には、本当に頭が下がります。ストーリーだけで考えたら序盤なのに、もうわくわくが止まらない。
人生最初の購入コミックだし、私を育ててくれた漫画でもあります。
手のキレイな男性は、真壁くんが生み出した女性のフェチだと思うし、女性のさらさらロングヘアへのステレオタイプは蘭世が作ったと思っています!
ずっと蘭世が出てくるから、「鈴世編」も、「愛良編」も、大好きです。もちろん全巻持っています。
発売履歴
1巻 | 2022/3/25 |
赤髪の白雪姫
異世界であることは間違い無いけれど、ブームのうんとうんと前から連載されているのでこちらの区分けに。
ストーリーの面白さは言わずもがな、細かい衣装や装飾品の設定がとにかくツボ。みんながすごくちゃんと前に進んでいるのが本当にかっこいいなぁと思って見ています。そういう思想を持ち続けたまま連載を続ける、あきづき空太先生のご苦労は想像では追いつかないけれど、どうか、最後まで二人を見守らせてほしいと願うばかりです。
発売履歴
1巻 | 2007/12/5 | 2巻 | 2008/8/5 | 3巻 | 2009/3/5 |
4巻 | 2010/1/4 | 5巻 | 2010/12/29 | 6巻 | 2011/9/5 |
7巻 | 2012/3/5 | 8巻 | 2012/9/5 | 9巻 | 2013/3/5 |
10巻 | 2013/7/5 | 11巻 | 2014/1/4 | 12巻 | 2014/10/3 |
13巻 | 2015/4/3 | 14巻 | 2015/7/3 | 15巻 | 2016/1/5 |
16巻 | 2016/8/5 | 17巻 | 2017/3/3 | 18巻 | 2017/11/2 |
19巻 | 2018/6/5 | 20巻 | 2019/1/4 | 21巻 | 2019/9/5 |
22巻 | 2020/3/5 | 23巻 | 2021/4/5 | 24巻 | 2021/6/4 |
25巻 | 2022/5/2 | 26巻 | 2023年春予定 |
24巻まで一気に読んでいたので、25巻をすごーく待っていたんですが…、こうしてみると、おおよそ年1回発行だったんですね。
コミックレンタルで読んでいます
暁のヨナ
『赤髪の白雪姫』と同じタイミングで、無料の5冊を読み始め、こちらはなんとなく近所のTSUTAYAさんでレンタルすることにしました。購入するまでもないかなぁ…でも気になるなぁ…みたいな。今後もレンタルで追い続けようと思っています。