ホットペッパービューティーにレビューを書いた話

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よほどのことがない限りレビューはしない主義の私。どうしてもせずにはいられなかったことを振り返ってみた、お話です。

目次

耐えに耐えた痛み

仕事の関係で、どうしても「リンパドレナージュ」なるものを体験したかった私は、ホットペッパービューティーで、近所のサロンを探した。希望の時間で予約できなかったけど、クチコミがあまりにもいいので、あるサロンに決定。

初めて受けたリンパドレナージュ
痛すぎても副交感神経が優位にならないから教えて、と言われはしたものの…。一度、痛いと告げたけど、緩めてくれたのかは判断できない。結局、どこまで我慢するべきなのかわからず、耐えに耐えた。

途中で、おそろしく体を硬直させていることに気づく。そっと息を吐きながら力を抜いてみたけど、またすぐ痛い刺激がくるから、結局2時間、ずーっと体に力を入れっぱなしだった。終わったらあまりにも体が疲労感でいっぱいで、その日の夜はだるくてだるくてだるくてだるくて眠れなかった。

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もみ返しってこういうことなんですか?

これは、怪我だなぁ…。


翌日、なんかちょっといやな、鈍痛というより鋭痛があるなぁと鏡を見たら、左の脇の下が内出血で赤くなっている。触っても痛い。カッピングなどでできるような類ではなかった。

これは、怪我だなぁ…。

料金を返せ!とは全然思わなかったけど、サロンに連絡だけはいれたいと思った。

ところが、ホットペッパービューティーのシステム上、サロンと直接やりとりができないらしく、どうやって先方にメールを送ればいいのか、わからない。見つけ出したホームページにも、LINEから問い合わせるようにと書いてある。

1回きりのクレームのために、友達にならなくてはいけないのか……………。

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「晴れの日のためにどうしてもという無理をきいたのでせめて晴れ姿の写真を送って、と頼んだけど送ってくれなかった」って悲しんでいたけど…単に、どこから送ったらいいのかわからなかっただけでは…?って思うの私だけじゃないはず。

電話以外に直接伝えるすべがないなら、レビューを介すしかないかな、と考えた。

一緒に頑張るお客さんが好き

オーナーさんは、「健康的に美しい」を追求したい。お客さんと一緒に取り組むことが楽しい。実際、オープンから間もないわりにリピーターは多いそうで、普段は予約が取れないからラッキーなタイミングだったと言われた。

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お客さんから「予約が取りにくくなるからレビュー書きたくない」って言われちゃうくらい、ファンがついているそう。実際、人好きのするタイプではあったと思う。

思い返すと根底にあるのは、お客さんのために頑張っている自分が好き、なんじゃないかなぁ。

お客さん自身が好きなわけじゃない。仕事のベクトルやモチベーションの出どころは、あくまでも自分。「己の技術で結果を出すことが楽しい」のであって、「変わっていくお客さんを見ることが楽しい」わけじゃないというか…。

少なくとも、施術を受けている私に寄り添うような配慮がなかった。ずっと、安心とか心地よさとはほど遠い時間だった。

実際、施術の流れを思い出しても、お客さん目線の心遣いは足りないと思う。

  • 施術前後の水分補給を勧めない(出されはしたけど…あれ、なんのお茶だったのかな)
  • 紙ブラ紙ショーツで恥ずかしいかも、という配慮がない(タオル使っていいのかわからなかった)
  • 先の先の手順の説明がなくて、え?え?っていうことが多かった(撮影するとか、離れますとか、先に言って!)
  • つま先にタオルが届いていないことに気づかない(結局ずっと寒いままだったよ)
  • 上向きの施術中、照明が眩しいと気づかない(目元にタオルかけてほしい)
  • 声もかけずにベッドから離れる(クリームのついた手でヘッドできないのはわかるけど…)
  • 片足ずつの施術なのに両足タオルを剥いでしまう(待っている足はタオルでくるんでおいて、クリームで冷え冷えだよ)
  • 痛みに耐えて、体が硬直していることに気づかない(リラックしてとか、弱めますか?とか言わない)
  • 時間にルーズ(予定より1時間くらいオーバーしたので、その後の予定に支障が出た)

そもそも、リンパドレナージュってなんなの?

王道のリンパドレナージュを受けに行ったつもりだったけど、ここのサロンはあっちこっちの技術をミックスしているという話だった。

リンパドレナージュの王道の施術は、探すのが難しい。そもそも、王道がどれなのかもわからない。このわからなさが、危うさにつながるし、トラブルの多さを物語っている気がする。代替療法が正しく認めらていない日本の、よくないところだなぁって思う。

リンパドレナージュを名乗るサロンは、どこでその知識や技術を習得して、提供しているのか。

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こういうマッサージに限ったことじゃないけど、人々はどうやって自分の知識や技術に自信をもつのだろう。それが、人からお金のもらえるものだと、どうして、どうやって判断しているのだろう。間違っていないと、正しいのだと、どうして確信をもてるのだろう。

なんで伝えたいと思ったんだろう。

謝らせたい?非を認めさせたい?
でも、私が満足しなかったからと言って、店を責めるのはちょっと違うかもしれない。感情的にぶちまけたところで、双方が嫌な気分になるだけで、プラスの面がない。

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悪意はぶつけないに限るって、服部みれいさんも言ってたな。

伝えるなら事実を。これからの人が同じ思いをせずに済むように。サロンさんへ、というより、未来の私たちのために。…なんて。

それがなくてもレビューを書いたか?

内出血がなかったら、レビューを書かなかっただろうか?と考えてみる。

実際のところ、さきにあげたように、不満はたくさんあった。仮に、メールを受け付けてくれていたら、間違いなくレビューは書いてなかったと思う。だって、一方的に話せるもんね。

メールでの連絡がとれなかった時点で、内出血がなかったとしても、結局レビューを書く決定をしたんだろう。内容は若干違ってたとしても。

仕事の関係もあったから期待が大きすぎて、想像していた結果を得られなかったことが、許せなかったんだな。自分の、求めているサロンを探し当てる能力の欠如を棚にあげて…

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「触ればわかる」とか言ってたくせに!って思っちゃったんだよね。「エステは天職!」とか「最適圧」とか書いてあったから。

おまけとまとめ

ホットペッパービューティーのレビューは、ホットペッパーの担当者のOKが出ないと、サロン側にも伝わらないらしい。果たして私のレビューは公開されているのか?

結果:公開はされていました。が、サロンからの返信はなし。

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評価の低い私のレビューだけ返信ないとか、逆に目立ちません?
…ってこれは強がり、かな。

うん。私、ものすごく許せなかったんだな。「未来の私たちのために」なんて書いておきながら、結局は個人的な怒りをぶつけたかったんだ。私を大事にしてくれなかったことが、許せなかった。「ほら、やっぱり私は大事にされないんだ」って証明したかったみたいな出来事でした。

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