前提として、私は、ChatGPTプラスプランを利用しています。
前回の記事で、「つみたて枠600万円埋めることをまず考えよう」と方針を立てた話をしましたが、ここに至るきっかけのひとつが、WealthNavi解約の決断でした。今回はその流れを残しておこうと思います。
WealthNaviをNISA口座にしなかったわけ
すでに他でNISA口座を保有していたことが邪魔をして、WealthNaviをNISA口座に変更する積極的な理由が存在しませんでした。
証券会社の説明ページをみてなんとなく始めたWealthNaviは、2019年1月にスタートしました。この時点ですでに旧NISAを始めていて証券会社で口座を保有していました。株主優待以外の運用も考え出したときだったのかもしれません。旧NISAは今よりもっとよくわかっていない状態でしたが、NISA口座はひとつしか持てないことは知っていました。
銀行口座を複数もっているように、証券口座を複数持つのも珍しくないように思っていた私は、WealthNaviもその一環だろうとは思いましたが、WealthNaviが旧NISAに対応していたかどうかも理解していなかった…気がします。
新NISAが始まってから、さまざまな広告を目にして、WealthNaviもNISAとして運用できることを知りました。が、その時点ではすでに旧NISAの証券会社に自動で新NISAの口座が誕生していましたし、ほとんど放置のWealthNaviとNISAを紐づけて考え出した頃には、新NISAの運用は走り出した後でした。
株主優待目的の国内株式が複数銘柄入っているNISA口座を解約するのが、なんとなくデメリットに見えていたのもあります。単純に手続きの面倒さを勝手に想像していた、ともいえます。
WealthNaviをNISA口座に移行するのは得策ですか?
WealthNaviのテレビCMに影響をうけ、もしかしたら変更していないことが損を生んでいたらいやだな、という漠然とした不安感がありました。テレビCMを見て勝手に、WealthNaviはNISAにしないと最大限の利益を享受できないのでは?と感じてしまっていたんです。
そこで、ChatGPTと投資の話をしたとき、WealthNaviについても聞いてみることにしました。
WealthNaviをNISA口座に変更する前提を話さないまま開始した会話の中で言われたひとつが、信託報酬についてでした。 新NISAでつみたて設定をしたとき、手数料がゼロのものを選んでいたことを思い出したんですね。
もちろんWealthNaviをNISA口座に変更するのはどうかも聞いてみましたが、やはりネックになるのは手数料の面でした。ChatGPTとしては、今NISA口座に入っているものが移管できないこともネックのひとつにあげていました。
550600そもそもWealthNaviでは一般の国内株式などは買えませんからね。株主優待を楽しみたい私には不向きのNISAと、今ならわかります。
でも私は思っていました。WealthNaviはなんか特殊なAI(ロボアドバイザー)で運用されていて、だからほかよりもたくさん利益がでているんだと。アプリで見ているとなんだかすごく利益がでているように見えていたんです。



実際に入金額は1.8倍になっていました。
「ウェルスナビだから勝った」のではなく「株式市場が勝った」
ChatGPTが話してくれたことをまとめてみると
- 儲かっているように見えたのは、運用開始時期がよかった
- 自動リバランスで放置できた(「自分は何もしてないのに増えた」感が強い)
- ウェルスナビが優秀=NISAで使うべき、とはならない
- 手数料構造:非課税枠の中に「高コスト商品」を入れるのは非効率
- 中身は「自分でも作れる」
- NISA投信もウェルスナビも、ほぼ同じ方向性
この最後の2行が効きました。そもそもNISAではないWealthNaviでは、利益確定するときに源泉徴収される上、毎年(毎月?)の信託報酬がかかってきます。運用してから1度も利益確定はしていないので源泉徴収はさておき、信託報酬は結構高いな、という印象がありました。
ちなみに、ChatGPTが教えてくれた、**中身は「自分でも作れる」**の内容はこんなことでした。
中身は「自分でも作れる」
ウェルスナビの中身は実質:
米国株ETF
全世界株ETF
債券ETF
金・REITNISAで同等(またはそれ以上)を、低コストで再現可能
ChatGPT
…だとしたら、NISA口座にたっぷり空きのある私、もはやWealthNaviとして保有する意味がないのではと思いました。ここにある資金を全額今のNISAへ回せば、非課税枠の受けられる恩恵が増えるということではないでしょうか。
税金を払うべきは、「今」なのか?
少しでも多く、NISAの生涯枠を埋めたい私からしたら、もはやWealthNaviを保有する意味がありませんでした。
でもそう相談したときのChatGPTは、かなり慎重でした。同じような確認を何度もされた印象があります。
- 税金を払ってでも、今後はシンプルに一本化したい
- NISAで買う投信を長期で握るつもりが強い(短期売買しない)
- ウェルスナビの手数料が「長期で重い」と感じる
- 年1回設定して基本放置
- NISA枠は毎年余っている
手放すには税金の支払いがあること、NISAを長期で保有する前提であること、はとくに何度も出てきました。何度も同じことを伝えられたことで、自分の中の気持ちにも整理がついたと言えるでしょう。
今、全額手放した場合の数字ははっきりしています。いくら手元に戻って、いくら税金がかかるのか。極力少なく税金を払いたいけどそれはつまり、利益も少なくなっているということです。株式市場は早く始めた方がお得。…少なくとも私には、答えはひとつしかありませんでした。
とはいえ、全額を一括で払い出す怖さもありました。何が怖いって…万が一失敗したらどうしよう?みたいな漠然とした感じでしょうか。自分の決断に自信が持てていたわけではなかったんですね。
分割して解約するのはどうか?も聞いてみましたが、後半の売却のタイミングによってプラスかマイナスかは変わってくるので、リスクが高いわけじゃないけど、リスクは残ることになる、と。リスクが残る方がいやだなと思ったので、全額一括で払い出すことにしました。



頭をたくさん使うと、もう考えたくないので、早期に決断しがち…ですよね。もういいですーみたいな。
すでに解約の申請はアプリから行なっていて、処理が完了するのを待っているところです。
注意:あなたにあてはまるとは限らない
もし、私と同じようにWealthNaviどうしようかな、と考えているとしても、この私の決断があなたにとっても最適とは限らない、ということを最後に、強めに、付け加えます。
あなたがどうしたらいいのかは、どうぞあなたのChatGPT(や、ほかのAI)と相談してみてください。
私には、NISA口座を他で持つ明確な理由があります。



そう、株主優待です。
私との会話でChatGPTは、「頻繁に迷う人、相場を見て売買してしまう人、資産配分を考えたくない人」にウエルスナビが本領を発揮する、と言っていました。
ネット証券でNISAを運用するためには、自分で(ChatGPTとの相談も含め)考えて、すべての設計を自分の責任においてする必要があります。正しいかどうか、自分の判断に振り回されます。振り回されることもセットです。
それに耐えられないとしたら、その面倒な部分を信託報酬分で引き受けてもらって、バランスよく運用してもらう方が、銀行に現金を放置しておくよりは、有意義な運用になるのではないかと、個人的には思います。






