前提として、私は、ChatGPTプラスプランを利用しています。
株主優待目的で購入していた株式を手放そうかChatGPTに質問することから始まった数日間の会話で、全然理解できていなかったNISAと有意義に向き合えたので、その内容をテーマ別で記録してみようと思います。
550600以下の金額はすべて、簿価(取得金額)で話していきます。利益・損益は一切考慮しません。
至上命題:600万円枠を埋めろ
成長枠とつみたて枠をどう使い分けるのか?そんなことすらも知らないところからスタートしました。
ChatGPTと話したことで決めたことがこちら。
最終的に1800万円枠を使い切ることを目指すとしたら、使い方の決まっているつみたて枠600万円を先に埋めておいた方が、どちらにも使える1200万円をより自由に運用できるのではないか。とにかくこのつみたて枠600万円を埋めることを最優先にしよう。
つみたて枠の上限は120万円/年。600万円埋めるためには、最短で5年かかる計算です。



最短5年で埋めるためには、毎月10万円…。
1800万円枠を使い切る…なんて書いていますが、毎月10万円つみたてることすら危うい私にとって、これを5年続けるのが現実的ではないことはわかっています。それでも、1800万円枠を使い切る日が結果こなかたっとしても、最終目標はやはりそこに置いておきたい。
ので、短期(いや中期?)目標はやっぱり、つみたて枠600万円を埋めること、にすることにしました。
現状を少しだけ
もともと株主優待って面白そう!という軽い気持ちで開始した運用。
現在、成長枠には優待目的の国内株式と、証券会社の人の言うことを鵜呑みにして買付た投資信託、短期予定の投資信託(オルカン)が入っています。後日記事にしますが、今回の会話をきっかけに、つみたて枠は2銘柄のみに集約しました。
生涯枠が全然埋まっていない状態なので、課税口座にあって長期保有予定のものはすべてNISA枠に移行しました。



移行と言っても、もちろん、売却と買い戻しをしての話です。
一番わかりやすいNISAの説明は金融庁
NISAには生涯枠があって、生涯枠の使い方には年間枠という決まりがあって、年間枠にはつみたて枠と成長枠があります。生涯枠は文字通り、一生をかけて非課税分で保有しておける枠で、上限は簿価(取得金額)で1800万円までとされています。が。
この一人最大で1800万円という枠の使い方にも「成長枠だけで1800万円は埋められない」というルールがありました。成長枠を最大で活用する場合、つみたて枠600+成長枠1200万円でなければ、フルの1800万円には届きません。
一番まとまっているNISAの説明図は、金融庁のサイトにありました。


NISAに枠があることは知っていたけれど、理解まではできていなかった私。ChatGPTとの会話のなかで一番勉強になったことが、この差額の「600万円の枠」でした。
ちなみに、つみたて枠120万円/年を続けていって1800万円枠を使い切るには、最短15年かかります。つみたて枠と成長枠をフルに使って1800万円枠を使い切るには、最短5年です。



(つみたて枠120万×5年=600万)+(成長枠240万×5年=1200万)=1800万
迷走するChatGPTと戦う
みなさんご存知の通り、NISAには新旧別々の仕組みがあります。運用の取り決めもだいぶ違います。そして同じく、ChatGPTは万能ではなく、間違った情報を堂々と伝えてきます。
ChatGPTは「売却した取得額分の生涯枠は翌年復活します」と言いました。
その数日後「生涯枠は消費されるので復活しません」と言いました。



どっちやねん!
復活する話を信じた私は、それを前提とした運用計画をたて、買い注文もしていました。それは復活してくれなかったら結構損をするような計画だったので、「復活しない」と言われた日はもう大パニック。「あれはなんだったのか?」という確認のやりとりに半日以上を費やしたほどです。



その時間でブログ記事が1本書けたよ!
どんなに質問を重ねても、「生涯枠は復活しない」と譲らない。なんでももっと早くそうしなかったのかと今となっては悔やまれますが、半日を浪費した後、これはもうGeminiの登場とばかりに、Google検索してみました。するとどうでしょう。「復活する」って書いてあるじゃないですか。
だからChatGPTに「GoogleのAIにはこう出てくるよ」とそのままコピペしましたが、こう返してきました。
GoogleのAIが「制度を混ぜて要約」している(中略)文脈を無視して合成することがあります。
ChatGPT



どの口が言うねん!
Geminiに聞いたというより、Google検索で調べていたので、どちらかと言えばおかしいのはChatGPTの可能性があると思った私は、さらに検索して、楽天証券のページに書かれている文章を発見。まるっとコピペして問いました。
「非課税保有限度額(総枠)の再利用…(省略)これ楽天証券のページのコピーなんですけど…」
そうしてようやくChatGPTは誤りを認めました。念の為しつこく「私の情報を鵜呑みにしないで、最新の一次情報を当たって調べて」くるように迫りました結果、さきほどあげた金融庁のページがあることが私の知るところとなりました。
どうしてまともな情報を返さないんだ!と質問したら、彼は言いました。「あなたに合わせて答えている」と。それは…確かにそうなんだろうけど…。
みなさんも、NISAに関わらずChatGPTと話をするときは、前提を明確にしておきましょう。例えばこんなふうに。
「一次情報」というキーワードを使うのも効きます。



ていうか、そこまで言わないとダメなのかよっていうのが正直な感想。
今回のまとめ
生涯枠1800万円のうち、使い方が自由な1200万円をフル活用するためにも、まずは時間のかかるつみたて枠600万円を埋めることを優先します。



夢だとしても!志は高く!
投資の現場では、早期が有利が原則です。できるだけ早く投資しておいた方が、値上がりの恩恵を受けやすいと言われます。手元の100万円を分割して毎月積み立てるより、年始にどん!といれて動かさない方が、利益のでる可能性は高くなる。



可能性の話です。
年間120万円ずつしか積み上げられない時間的制約と、早期と、どちらをとるかは人それぞれの投資方針でいいと言えそうです。
あと、ChatGPTに振り回されないように、気をつけましょう!



本当に疲れました…





