その後の文通村の話 –退会に至るまで

この記事には、プロモーションが含まれています

目次

2024年4月に退会しました

これをまずはお伝えしないといけません。

私の更新は7月なのですが、それを待つことなく退会しました。というのも、次の更新でやめようと決めたのが、2024年の2月だったからです。2月の時点で7月を待つ…5ヶ月もあります。辞めるとわかっていながら続けることに耐えられなくなっていました。

やりとりする相手が多ければ、それだけ返事を書く時間をとられます。それが常に心弾む時間であればよかったのですが、必ずしも全員がそうではありませんでした。少なくとも私の場合。筆の遅い私は、返信を書くのに下書きも含めて2日くらいかかってしまう。それを苦痛に感じていては、もうだめでしょう。

一番仲の良かったひとりからの連絡が途絶えたから

更新をやめようと決めた理由はこれです。2023年の12月に返信が途絶えました。1月を待ってもお返事が来なかったことで、Aさんの意思表示なのだと理解しました。このときにはもう、Aさんとやりとりをするために文通村に入会しているようなものでした。

550600

便宜上、この記事ではAさんとお呼びします。

何か、失礼なことを書いてしまったのだろう。それならそれで、「あなたとはもう続けられない」と連絡をくれたらいいのに…と思ってしまいました。しつこく送るのも己の傷に塩を塗るようなものに思えて、送りませんでした。

もちろん、Aさん側に続けられない理由が生じたことも考えられますが、相手のせいにして溜飲を下げるくらいなら自分に非があったと思っている方がいいと思いました。相手に怒りのエネルギーを送りたくはありませんでした。

会報の退会予定一覧ではお名前を確認できていなかったのですが、私が辞めたときには村人検索に表示されなくなっていました。

550600

たぶん見落としただけだろうと思います。

リアルのお友達になってほしいと思ったくらいだったので、この方との関係が途切れてしまったことは、今でもちょっとトラウマ的に悲しいことでした。

新しく気の合う人を探す気力がなかった

2021年1月に入会していたのでこの時点で丸3年。3年続けていて、気が合う人はAさんを含めた数人。仲良くなりかけた頃に辞めていく方も多く、出会いの難しさを思わずにはいられません。

多少の入れ替わりはあるものの、継続してやりとりをしている人は常時10人弱でした。せっかく会費を支払っているのだから、心の通い合いはどうあれ、物理的な「やりとり」をしていたかった私は、Aさん以外の方とも私なりの誠意できちんとお返事を書いていました。

でも、Aさんほど心を満たされる関係性は築けませんでした。そうなると、新しく心を通わせられる誰かと、更新の7月までに出会う可能性を、2月の時点で信じることはできませんでした。

それで結局、7月を待つことなく、事務局さんが無理なく手続きできる期間と、現在の文通相手さんとの最後のやりとりを考慮して、4月末での退会を決め、2月に連絡をいれました。

文通村を通してしていたことの正体

文通村に入会してみるまで、想像もしていなかったことがありました。

それは、文通という行為がなんなのか、ということです。知り合ったその人との仲を深めるためにすることがなんなのか、ということです。

Aさんのように、心のやりとりができた文通の中でしていたのは、ただひたすら、自分を開いていく作業でした。相手の話を受けながら、自分の場合の話を返します。相手の話を細かく拾えば拾うほど、自分の内側と向き合うことと等しい。こんなにも自分のことを考える時間になろうとは、思ってもいませんでした。自分のことを深ぼれば深ぼるほど、相手との関係性も深まります。それはもちろん、相手も深く深く、私に開示してくれたからです。

その辺の、自己分析テストをするより、よっぽど自分を知る機会になりました。

私の場合はさらに、自分の内側にわきあがってくる思考を言葉に変える修行のようでもありました。書くことをたくさんしたいと思いながら、何をどう書いていいかわからなかったのですが、とにかくさまざまなテーマでエッセイを書いているかのような、とてもありがたい貴重な機会になりました。

これが俗に言う、自己開示か!と思い至れたのはまた、リアル友人との文通を通してでした。

ただ、こういうやりとりができる相手は、ほとんどいませんでした。長くやりとりを続ける中で徐々に開いてくれた方もいなかったわけではありませんでしたが、そういう方を含めても2割程度でした。

再入会の可能性とそれでも文通村をおすすめする理由

今のところ、再入会の可能性はありません。一番の理由は、実際に人と会えるようになったから、だと思います。やはり強制的に人と会えないコロナ禍は異質な期間でした。

逆に言えば、コロナ禍に文通村がなかったら、精神を病んでいたと思うくらい、人と繋がれていたことは私を救ってくれていました。

退会にまつわる内容を書いてきたので、全体的にネガティブな印象をもたれるかもしれませんが、今もし、文通村に興味があって、迷っていて、ここに辿り着いているのだとしたら、ぜひ、入会してみてください。

積極的に動けば動くほど、自分にかえってくるものは大きいです。迷っているということは興味があるということですよね。リアルとも言えず、バーチャルでもない「文通」という形で得られる心の充足感は、なにものにも代え難い経験です。

なにより、手紙がポストに届いていたときの高揚感はそうそう味わえません。思ってもいなかった自分と出会えるという、スペシャルなおまけ付きです。ぜひ。

550600

自分が60代後半くらいで時間にゆとりができているとか、主人が先立って独り身に戻っているとか、今の環境に変化があれば、再開したいなと思っています。

文通村にまつわる記事もご一緒にぜひ

文通村公式サイトはこちら

シェアしてくれてありがとう
  • URLをコピーしました!
目次