前提として、私は、ChatGPTプラスプランを利用しています。
ChatGPTに聞いたNISAの話をしてきましたが、これが一番、個人差のでる内容と思います。これは私が私の資産を、私の責任においてこうした、という話です。ChatGPTをこんな風に使って面白かった、という話です。鵜呑みはリスキーですよ、あしからず。
NISA成長枠にある株式を売却して生まれた買付余力
今年は運用に回す余剰がなく、つみたてもしないで1年間放置する予定でした。それでも年始にページを開いてなんとなく眺めているうちに、NISA成長枠にある飲食店系の株式が目につきました。一昨年?株主優待がほしくて購入したのですが、継続して通わなくてもいいかなと思う店舗だったので、手放してもいい気がしたんです。
そもそもNISAで購入した株っていつ手放せばいいの?手放してもいいんだよね?というところから勉強の必要だった私ですが、ChatGPTとの会話を通して、この銘柄は手放そうと決めました。すると生まれるのが、売却分です。これをこのまま買付余力においておく必要はありません。
この資金があれば、つみたて枠を使うことができます。せっかくなので軽い気持ちで、どれに投資したらいいか相談してみることにしました。
「銘柄数が多すぎて、役割が重複しています」
当時私が保有していた投資信託はこんな感じです
- eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P 500)
- SBI・V・S&P 500インデックス・ファンド
- SBI・全世界株式インデックス・ファンド
- ニッセイ外国株式インデックスファンド<購入・換金手数料なし>
- eMAXIS Slim 新興国株式インデックス
- ニッセイ日経225インデックスファンド
- eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)
なぜこれを購入したのかと問われたら…インスタグラムで見かけたから、ですかね。ときどき勝手におすすめされる投稿の中に紛れていて、なんかすごく強気に「これさえ買っておけば!」みたいな内容だったと記憶しています。あとは名前からなんとなく購入してみたものもあるかもしれません。いかんせん、意思を持って選んでいないので、適当です。
これをみて最初に返してきたのが「銘柄数が多すぎて、役割が重複しています。」でした。
投資は分散することが重要だと言われますよね?私は「全世界株式」を複数もつこと=分散投資、だと思っていました。全世界株式やS&P500自体が分散投資だとは知りませんでした。私の保有していた銘柄は中身がダブっているものが多かったようです。
- 全世界株式(2本)
- 米国株式S&P500(2本)
- 先進国株式(全世界とほぼ同義)
分散はもう十分すぎるほどできています。
つみたて投資枠の基本思想(超重要)
つみたて枠は:
- 迷わない
- 触らない
- 説明不要
- 将来の自分が見ても一瞬で理解できる
これが最優先です。
ChatGPT
と言われてしまいました。そして提案されたのが、全世界株式と米国株式S&P500の2本にしぼることでした。
売却・統合してOK
- SBI・V・S&P500
→ eMAXIS Slim S&P500に一本化- SBI・全世界株式
→ オルカンに一本化- ニッセイ外国株式
→ 役割が重複- 新興国株式
→ オルカンに含まれている- 日経225
→ 日本比率を特別に上げたい意図がなければ不要整理=リスクを減らす行為です。
ChatGPT
多くの会話の中で、私が「一度決めたら、何年も触らない」タイプだと理解したことで、「少数/王道/シンプル」にすること(↑)を提案してきましたが、別のチャットでは、売却してまで統合する必要はなく、このまま保有することをおすすめする意見もありました。
ある意味、利益のでていたウエルスナビの再来を妄想した私は、この通りにすることにして、記載の通りに2銘柄を残して売却し、売却分を資金として、全世界株式に80%、米国株式S&P500に20%、つみたて枠で振り分けました。
全世界株式とS&P500を学ぶ
以下、ChatGPTとのやり取りの中で特に勉強になったことを、抜粋してみます。こんなこと聞けない…みたいな基本的なことこそ、ChatGPTの本領発揮と言えそうです。
- 全世界株式(オールカントリー:オルカン)の銘柄の違いはどこにある?
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オルカンは「似ている」のではなく「ほぼ同じ」。
多くのオルカンは、「MSCI ACWI/FTSE Global All Cap/MSCI ACWI IMI 」などのどれかに連動しています。つまり、「中身の株式/国別比率/業種比率」の構成の大半は共通。
連動する指標の違いは「小型株がどれだけ入っているか」。理論上の違いはあるけど、実務上、長期であれば、指数の違いによる影響は相対的に小さくなります。
違うのは主に「信託報酬/運用会社/細かい除外ルール/為替ヘッジの有無」で、中身(リスク源泉)は同じです。
- 複数のオルカンを買うことは分散投資ではないの?
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オルカンを複数買いすると、一見「会社が違うから違うものに見え、名前が違うからリスクが分かれている気がするし、1社に集中していない安心感」がある。でも実際は「同じリンゴを、別々のスーパーで買っているだけ」という状態です。複数のオルカンで分散されるのは運用会社リスクのみ。
投資で分散すべきリスクは、リスク源泉が違うかどうかが判断基準です。例えば、「特定企業の倒産リスク/特定国の政治・経済リスク/特定業種の衰退リスク/通貨リスク/金利・インフレリスク」。オルカン1本で、「企業・国・業種リスク」はかなり分散されます。(正確にいえば、「通貨・金利・インフレ」は完全には消えません。)
オルカンを選ぶ基準は「分散」ではなく「コスト(信託報酬)/指数の網羅性/運用の安定性・純資産総額/税制・取り扱いのしやすさ/長期で続く設計か」。最適な1本を選ぶ問題であって、複数を持つ問題ではありません。
分散になる条件は、「同時に悪くならない資産を組み合わせること」です。ほぼ同じ動きをする資産を複数持ってもリスク分散にはなりません。
- 全世界株式と米国株式S&P500のちがいは?
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全世界株式(オルカン)「数千社(先進国+新興国)/約50カ国以上/全業種/世界の株式市場を広くカバー」→株式投資としては、これ1本で世界分散が成立します。米国株式の割合は全体の55〜65%前後で変動。
米国株式(S&P500)「米国の代表的な500社/世界最大の経済圏/テクノロジー・金融・ヘルスケア等」→併用すると、米国株の比重が高くなります。
私個人に当てはまる質問
- 「7本 → 2本」に減らすと、どう変わるの?
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変わらないもの「持っている会社の数/持っている国の数/経済圏への分散」
減ったもの「管理の複雑さ/意味の重複/判断の迷い」
リスクの本質は変わらず、ノイズだけが減ります。
- なぜ、「オルカンやS&P500」だけでいいの?
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個別に銘柄選択の努力や工夫をしなくていい単純な投資が成立する理由は、株式市場そのものが、すでに「世界中の努力と競争の集合体」だからです。
オルカンやS&P500は、「優秀な企業が生き残り、市場での評価が下がった企業が入れ替えられ、新しい産業が組み込まれ、世界中の投資家が価値を評価し続ける」という 巨大な競争装置に参加しているだけなんです。だから、「個人が頑張って選ばなくても、頭をひねって銘柄探しをしなくても」市場全体の平均的な結果に近づくことができます。
これは「楽」なのではなく、「自分がやらなくていいことを、すでに市場がやっている」というだけです。
- この2本に整えるのがベストなら、NISAしている人全員がそうすればいいんじゃないの?
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多くの人にとっては、その2本で“十分すぎるほど”いい。でも“全員がそうすべき”ではありません。理由はシンプルで、NISAを使う目的が人によって違うからです。目的が違えば、最適解は違います。
私の場合は「短期売買しない/年1回設定して放置(長期保有)/枠を使い切らなくても気にしない」。このスタイルに、これ以上フィットする構成はほぼありません。
投資で一番大きなリスクは、商品選択ではなく行動です。耐えられるかどうかが、人によって違います。オルカン+S&P500 は、「分からなくても放置できる人」に向いている構成といえます。
この2本でダメになる人は、銘柄の問題というより投資スタイルとの相性の問題になりやすいです。逆に、この2本で淡々と続けられる人は、長期で見て市場平均に近い結果に落ち着く可能性が高いといえます。これは煽りでも断定でもなく、長期データと現場の実感です。
「価格変動に耐えられない/毎月チェックしてしまう」人には、もっと保守的な構成が必要です。「短期で利益を取りたい/タイミングを計りたい/相場観を活かしたい」人には向いていません。
- この2本でいいなら、なぜ証券会社の人は違う銘柄をすすめてくるの?
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投資の優劣ではなく、ビジネスモデルです。「オルカン+S&P500で放置」は“うまい話”ではありません。“継続的な提案が生まれにくい話”です。
証券会社の代表的な収益源としては「売買手数料/信託報酬の高い商品/ラップ商品・テーマ商品」なので、動かない投資家は、証券会社にとって収益が発生しにくい顧客です。
「オルカン+S&P500で10年放置します」は、「売買なし/手数料ほぼなし/説明も不要」ですから、 商売としては広がりにくいのです。顧客の不安を“商品提案”で解消する仕事だから、「提案している感」が必要です。人は、何も言われないと不安になる、「本当にこれでいいの?」と思ってしまいます。そのため、こうしたニーズに応える形で「新商品/テーマ型/分配型/為替ヘッジ/ESG・AI・○○関連」といった商品が提案されやすくなります。複雑な提案=価値があるように感じられやすいんですね。
今日のまとめ
こうして記事にまとめるために、複数のチャットをいったりきたりして情報を拾って整え直していたのですが、思っていた以上に話の流れが重要なことが、改めて実感できました。
私は全体をみて印象に残った情報をごちゃっと覚えていて、言ってることが違う!と感じる部分が多くあったのですが、これはまさに、最初の記事のChatGPTが迷走した話の中で、私の伝えた・伝えていない会話の前提に引っ張られる、と言う話でした。この話の流れなら、確かにこういう返しをしても不思議はないな、と改めて思うことばかりだったのです。
長くやりとりをしていると、長期記憶みたいにして前提を多く抱え込むことは事実ですが、自分がどういう前提でこの話をしているのかは、細かくチャットをきって調整していかないと、大きく間違える事態が起こりそうです。
なので、今回ここにまとめた質問についても、新しいチャットで間違いがないか聞いた上で掲載しました。事実誤認を生むような間違いはなかったものの、調整は各所に入りました。
550600あぶない〜
ひとまず、今年の投資プランはこれにて完了です。



AI様々です、どうもありがとう!




