このブログに記録用として記載する内容は、あくまでも私個人の経験です。気がかりなことはかかりつけの病院でご確認ください。参考程度にとどめてください、微力ですみません。
掻爬した組織の病理検査結果と、CT検査の結果を踏まえて、手術についての話し合いの日です。
がん組織はなかった
病理検査の結果、がん化している組織はなかったそうです。でも前がん状態ではあるので、やはり子宮摘出は必要。
というのが、掻爬手術を含めた総合的な、現時点での判断でした。現時点というのは、最終的な病名は、摘出した子宮の病理検査をしてみないと判断がつかないから、です。最終的に「子宮体癌」となる可能性がまだ残っている、ということですが、今までの検査で見つかっていないので、あったとしてもステージ的には初期で、摘出することで、治療もほぼ完了している状態になるだろう、とのことです。
問題は卵巣をどうするのか。どういう角度で話を聞いても、どんな質問を重ねても、その場で結論を出すことができませんでした。この話をしていると時間がいくらあっても足りないので、次回のオペ外来までに考えておくということで、一旦保留で話を進めていきました。
CT検査の結果は、MRIもそうでしたけど、ほぼほぼ言及しないくらいの感じで、問題なかったと言われました。
術式は、ロボット手術
病気の状態からか、最初からロボットで手術する方針だったようで、その日程を押さえていいかの確認のための外来だったのだろうと思います。手書きの図解で、こういう手術ですという話をされます。
おへそのラインに、5箇所、8mm程度の穴をあけてアームを差し込んで作業し、最終的には膣側から臓器を取り出します。傷が小さいので治りが比較的早いこと、保険治療の一環で受けられること、保険治療がスタートしてから日が浅いこと、などが説明されました。
ロボットが嫌なら腹腔鏡になるわけですが、断る理由がないので、その場でOKを出しました。
術前検査の追加予約とお会計
術前検査のほとんどは、掻爬手術のタイミングで行っているので必要ないけれど、麻酔の関係なのか、肺活量などの検査を次回のオペ外来に合わせて受けることになりました。
この日は240円でした。
立ち止まって考えることは許されるのか?
4月の大学病院受診から始まってロボット手術の予約がとられる今日に至るまで、なんだかふわふわとしていて、第三の選択肢を考える…じゃないですが、自分で調べたり考えたりということを、そもそもしていいのかすらわからなかった、というのが正直な思いです。
言われるまま、流されるまま、考えることを放棄しているような…。身近な人に話を聞いていいものか、自分で考える方がいいのか…。
今ならまだ中止にできる。手術を受けない選択をしてもいいんじゃないか…と考えたりもしてしまいます。