こうして、比べてみた感想を書こうと、数日前に撮った画像を見返してみると、どうしてか記事にするにはあまりにも実験の足りていない写真しか残ってなくて、足りてない私自身にびっくりする………。
気を取り直して、比べられるところを比べてみます。
同じ焦点距離の開放の違い


この違いをみたときに、ああこれが1.7ってことなんだなぁと思いました。黒山羊さんの耳周りや足元も溶けていて「ボケてるなぁ」とは思いますが、「写真」として考えたとき、役割を果たせているのかは、疑問が残りますね。
どっちが好みかと言われたら、下のF4.5くらい絞った方がりんごの模様も少し見えて、好きだなぁと。これが好きなら、24mm F1.7 じゃなくてもまぁいいかなって思ったんですよね。
せっかくだから、NIKKOR Z DX MC 35mm f/1.7とも比べてみましょう。
開放値で見比べる

黒山羊さんの大きさに合わせて撮影すると、背景のりんごが少し大きくなります。耳周りや足元のボケ具合は、24mmの方が強いような?

こちらは新しいズームレンズの開放値にはあわせて、F4.5で撮影したものです。背景のりんごの大きさは違いますが、ボケ具合はかなり近い感じがしますね。
絵の作りとしても、35mmの方が好きかもなぁ…。24mmってやっぱりちょっと背景の量が多く感じますねえ。
ChatGPTに色々教わったりして、24mmは、背景の空気感も写し込むって説明を受けまして。「背景の空気感」という言葉にうっかりうっとりしてしまいましたが、私にとって必要な空気感なのか?という部分を、これから、NIKKOR Z DX 16-50mm F3.5-6.3 VRを使って、検証していきたいところです。
ズームレンズは難しい
かれこれ、20年以上、ほぼずっと単焦点レンズを使い続けてきて、今回初めて、本格的にズームレンズを手にしたわけですが、一番最初に思ったことは、「むずかしい」ってことでした。
何が難しいのか。
迷うんですよね。決めることが増えるってことです。単焦点レンズの場合はもう焦点距離が決まっているので、例えば黒山羊さんをあのサイズで撮りたいならここに立つしかない、という場所が決まっている。
でもズームレンズだと、黒山羊さんのサイズだけなら、どこに立つかは決めきれないわけです。背景のバランスまでいちいち考えなくてはいけない。ズームによって選択肢が増えることのデメリットをとにかく感じました。
オンライン講座で学ばせていただいている幡野広志さんが、初心者にズームレンズは使いこなせないと断言していましたが、それがすごくよくわかりました。初心者のうちは特に、選択肢が少ない方が撮影が楽ってことを身をもって知りました。
今回の私は、焦点距離を学ぶという目的をもって使っているので、むずかしいさは学びのひとつなんですが、カメラを趣味にしようとして、レンズ交換式のカメラを選ぶなら、本当に、ズームレンズはひとまず箱にしまったまま、標準レンズを使い倒すことから始めることをお勧めします。
やっぱり物足りない、寄りとボケ
変な話、寄れないときはズームすればいいんです。なんとなくカメラを構えて被写体を構図にはめこんだとき、なんとなく背景が多いなって思ったら、ズーム望遠側に回していくと、ちょうど良い感じがある。
あるんだけど、その今までなかった一手間がやっぱり面倒だなって思ってしまいました。それと、このレンズは一番よれて20cmなので、それも物足りない感じがします。ここもやっぱり決めることが増えている感じがしますね。
以前、寄れないならクローズアップレンズを使えば?なんて思ってもいましたが、いちいちフィルターを持ち歩いて取り付けるのも、正直億劫。
24mmをつけている時も大抵F5.6に設定して撮っていたのですが、それでもなんか上手く言えないけど、開放したいなぁって気分になるのは、なぜなんでしょう。明るいさは、そのボケ味を味わわないのだとしても、私には必要な要素なんだなぁと感じます。
550600撮り比べたら、そんなに変わらないのに、不思議だなぁ…。
今後の検証事項
NIKKOR Z DX MC 35mm f/1.7をお散歩レンズとして持ち出すのは、その大きさにためらいがあって、なにぶんまだまだハードルが高い。
とりあえずはこのNIKKOR Z DX 16-50mm F3.5-6.3 VRで、今年の旅行を撮りまくってみるのを楽しみにしています。
最終的には、自分に一番しっくりくる焦点距離を見極めたい。それが40mmくらいだったら、NIKKOR Z 26mm f/2.8あたりも検討したい。……と思っているけれど、その頃にはまた新しい、私にぴったりのコンデジが誕生していることを祈っちゃう。
一番いいのは、35mmが1本あれば十分なんだなって理解すること…かもな。
あとは、Fをもっと開放したい!って思うのがどんな時かを知るのも大事かもしれない。


NIKKOR Z DX 16-50mm F3.5-6.3 VRのことを考えれば考えるほど、近寄れない!って理由で封印してしまった、VILTROX AF 28mm F4.5 AIR Zをもう一度引っ張ってきてもいい気もしていて。旅行とかでは案外いけるんじゃないのかな、とか。寄れないは寄れないんだけど、なんか改めて試してみたくなっているの。
これが示すことってたぶん、やっぱり決まっている方が楽ってことなんじゃないかなと思っている。いやもちろん、これだって、最初っから自分で決めた焦点距離にセットして使えばいいだけ、なんだけど。放置されている感じがどうにもやっぱり、難しさをつれてくるんですよねぇ。



キレイなまま売ろうって思ってたけど、ちょっと考え直してもいいかな。







